紹介
西日本有数の規模を誇る八幡浜市水産物地方卸売市場では、まだ夜も明けきらぬうちから「買うてや、買うてや」という勇ましいせり人の声が響き渡り、仲買人たちは上着の影で値段を示しながら、水揚げされたばかりの魚を次々と競り落としていきます。その様子は活気に満ち溢れ、みなとまち八幡浜の真骨頂と言えるでしょう。
近代的な魚市場を目指して
八幡浜魚市場は、西日本有数の魚市場ですが、近年では、漁獲量の伸び悩みや、魚価の低迷など、大変厳しい状態にあります。そのため八幡浜市では、養殖漁業の振興、海洋環境の保全等を図るとともに、港湾利用と漁港利用の整理・調整を行っています。